業者の選び方

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業者選びのポイント

業者選びのポイント
STEP①相見積もりを取る

STEP①相見積もりを取る

「見積もりをもらったけど高い」
「聞いた値段と違う」など
施工の価格で悩んでいる方は意外に多く、相場やどれ位が適正な価格かを知るためには相見積もりが必要です!

相見積もりとは、1社だけではなく複数の業者に見積もりの依頼をすることです。
イメージしやすいのが車の査定です。
買取業者によって基準が変わり、同じ車でも査定金額が違ってくるかと思います。
同じように住宅の見積もりも業者によって差が出てきます。
複数の業者の見積もりを確認することで、自身にとって最も適正な業者を選ぶことができるのです。

見積もりを依頼した最初の1社が良心的な会社であればよいですが、中には下請けに任せきりで、下請け会社への料金+自社の利益を乗せた金額や、もっとひどいところだと適正価格を大きく上回る金額を提示される場合もあります。

しかし、業者としても高い見積もりを出しても工事の契約を依頼されなければなんの意味もありません。
そのため、複数の業者に見積もりを頼んでいることが相手に伝わることで不当な金額を提示されにくくなります。
そのためにも相見積もりがおすすめです。

ただし、複数の業者に見積もりを頼むとなると労力もかかりますし、結局どこに依頼したらいいのかという混乱を招きます。
ですので相見積もりは3社ほどに収めるのがいいかと思います。
見積もりが出揃ったところで依頼する業者を決めてしまいましょう。

価格だけで選ばないのもポイントです。
あまりに相場より安すぎる業者だと手抜き工事をされてしまう可能性もあります。
あくまで高すぎず、安すぎず、相場価格を把握して、その中で最適な条件の業者を選ぶことが重要です。

STEP②施工実績を確認する

STEP②施工実績を確認する

経験が豊富な施工業者は過去の施工実績があるはずなので、過去の実績を確認させてもらいましょう。
ポイントとしては、
「どんな内容の工事をしてきたのか」
「工事料金はいくらだったのか」
を確認しておくと安心です。

もし、施工実績を詳しく出すことができない業者であれば、施工内容を詳しく把握していない中抜きをした業者や、正しい施工を行っていない業者である可能性も出てきます。
逆に詳しく施工実績を内容説明できれば、信頼の置ける業者といえます。

工務店さんや業者さんによって施工の特色もあります。
自分の好みに合うような施工ができるところなのかも確認ができるため、施工実績はぜひ確認してください!

STEP③疑問点や質問に答えられるか確認する

STEP③疑問点や質問に答えられるか確認する

疑問点や不安な内容など、話が進んでいくにつれて聞きたいことは増えていくと思います。
その際は遠慮なく質問をしてみて、しっかりと答えられるかを確認しましょう。
また、施工内容のメリット、デメリットも説明をしてくれているかという点も重要です。

具体的なことを回答できない、デメリットをぼかす、説明しないという業者は十分に知識がない可能性や、施工依頼を取るだけが目的の業者であることもあります。
そういった業社の場合は依頼の候補から除外することが大事になります。
とくに専門用語を並べて、お客様が詳しくないのをいいことに契約に誘導する業者や、価格のことを引き合いに出して焦らせる業者などには注意してください。
値引き分だけ工事の手抜きがあるかもしれません。

しっかりと質問に回答でき、良い面だけではなく悪い面も答えてくれるような誠実な業者に依頼をしましょう。

STEP④建設業の許可票をもっているかの確認する

STEP④建設業の許可票をもっているかの確認する

建設工事を行う場合、必ずしも建設業許可は必要ではありません。
下記の工事であれば許可は不要です。

・延べ面積150㎡未満の木造住宅の工事
・1500万円未満の土木・建築工事
・上記以外の500万円未満の専門工事(内装や大工、電気など27種類に分かれる)

ですので、許可を持っていないからと言って悪徳な業者ということにはなりません。
しかし、建設業許可を持っている業者であれば大小さまざまな現場を経験しているるため、多様な提案ができる可能性が高いのも事実です。

特に同価格帯の見積もりを提示された場合は、許可票の有無を基準の一つにしてみてください。